「まだ」と「もう」の心
現象を明るくとらえるか、暗く見るか。
これは本人自身の問題ですが、結果は雲泥の差があります。
かつて私は数年間、東京都内の神経科の医院で患者の相談を受けたことがありました。
いちおう話を聞いた後で、机の上のコップの水を半分ほど飲んで、
「あなたは、このコップの水をどうみますか?」
と質問すると、いろんな答えが返ってきましたが、大別すると「まだ」と「もう」でした。
つまり「まだ半分ありますね」と、「もう半分しかありませんね」という答えです。
このひと言で本人の心の持ち方がだいたい判明するのです。
「まだ・・・」はゆとり、楽観的、積極的、意欲的な心の持ち主。
「もう・・・」はあせり、悲観的、劣等感などの心の持ち主であることが想象できます。
病気の回復はどちらが速いか、言うまでもないですよね。