蝶や花
蕨・稚児桜
緑色の州浜製で、春の野に伸び出た蕨をかたどったもの。
取り合わせは小指の頭ほどの丸い有平を紅白の捻じに染め分けて中をくぼませた、銘のごとくかわいいもの。
(亀谷伊織)
桜・蝶々
桜の花には種類が多く、一重、八重と各種あるように、干菓子も打ち物や片栗細工など変化がある。
蝶結びは白の有平で、ひらひらと春空に舞う蝶が想像される。
(亀屋伊織)
胡蝶・卯の花
結び弥生に続いて蝶は型や素材を変えて出される。
卯の花結びは、季節的に少し早いが、白い卯の花を連想したもの。
緑と臼の有平糖で仕上げている。
(亀屋伊織)
うすべに
種煎餅に砂糖をすりつけて二枚の間に紅色の砂糖蜜をはさんである。
ほんのりと薄紅が表面に透けて見え、春らしい感じを与える。
茶味のある上品なもの。
実は深蒸し茶にも合う。
(末富)