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2011年12月 アーカイブ

ちょっとずれているけど

深蒸し茶もこのお菓子の季節あたりが一番おいしいような気がする。


深見草
深見草とは牡丹の別称。

中国で花の王ともいわれるようにその華麗さには目を奪われる。

大輪の花びらを練り切りでかたどっている。

中は小豆のこし餡。

(さ〉ま)

麦手餅
五月晴れの大空に鯉のぼりがなびき、つんつんと天に向かって実った麦の穗が、薫風にそよぐ。

麦秋の景色には稲穂の波とは違った若々しさがある。

麦刈りのころ、畦などで昼食の代用やお茶請けとして食べる大ぶりの餅が元となっている。

餅皮に豆の粉をまぶし、中はこし餡。

(松屋常盤)


唐衣
謡曲の『杜若』を織り込んだもの。

「唐衣、きつつなれにし妻しあれば、はるばる来ぬる旅をぞ思う、と…」とある。

しっとりとした外郎皮で餡を包んでいる。

この皮の包み方にちょっと趣向を凝らして花の形に畳んでおり、その色合いとともに杜若の姿をよく表している。

(末富)

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